文化的多様性のための国際連合

文化的多様性のための国際連合(国際文化的多様性連合International Federation of Coalitions for Cultural Diversity, IFCCD)は、世界中の文化領域の専門家の声の集合体です。本、映画、テレビ、音楽、ライブパフォーマンスとビジュアルアートの分野でクリエイター、アーティスト、独立プロデューサー、ディストリビューター、放送局や出版社等を代表する約30の組織で構成されています。

本連合はカナダに設立され、事務総局はモントリオールにあります。フランスの文化的多様性連合は、パリのユネスコ本部にてIFCCDを代表しています。

歴史

2007年9月19日、スペインのセビリア(Seville)で国際文化的多様性連合(IFCCD)が設立されました。これは、ユネスコ文化的表現の多様性の保護および促進に関する条約の採択とその後に展開された批准を支持する市民社会の大きな働きかけの結果です。

創設以来、IFCCDはアジア・太平洋、南アメリカ、ヨーロッパ、そしてアフリカでの条約批准のために数々のキャンペーンを組織し、文化的表現の多様性を促進するための数多くのイベントの組織を支援してきました。またIFCCDは2009年にサルバドール・デ・バイア(ブラジル)、2012年にブラチスラバ(スロバキア)、2015年にモンス(ベルギー)、2018年にモントリオール(カナダ)で国際会議を開催しました。

ミッション

IFCCDの使命は、ユネスコ文化的表現の多様性の保護および促進に関する条約の実施に向けた市民社会の取り組みを取りまとめることです。

IFCCDは市民社会が、文化的表現の多様性、文化に関する法律の改正、貿易交渉、地域のコンテンツを見つけやすくする事などに影響を及ぼす議論や業績に注意を払い、また参加可能な研究、ツール、あるいはイベントを通じて加盟国のアクションをサポートします。

IFCCDはまた、加盟国と市民社会による条約の実施状況監視関連会合への参加と協議を奨励します。

会員および活動情報についてのお問い合わせ

入会、あるいはIFCCDおよびその活動に関するお問い合わせは、英語またはフランス語でIFCCD事務局チームにご連絡ください: coalition@cdc-ccd.org

英語のウェブサイト

フランス語のウェブサイト